【シューイチ】次に音楽の教科書に載るヒットソングは？

2022年4月17日放送の「シューイチ」今昔ＮＥＷＳイッチ

今年度の高校音楽の教科書には、米津玄師さんの「Lemon]が掲載されています。

さらに来年度からは、Official髭男dismの「Pretender」が掲載されるそうです。

近年音楽の教科書には若者に人気の曲が多く採用されるようなったが、数あるヒットソングの中から教科書に載る曲はどうやって決められているのでしょうか？

そこで番組では約70年分の音楽の教科書を徹底調査していました。

次に音楽の教科書に載るヒットソングは何？

掲載曲の共通点がわかれば未来の教科書に載るヒットソングがわかるのか？

今回調査したのは、日本の半数近くが採用している教育芸術社の教科書

もっとも古い1949年の教科書から調査すると、初めてヒットソングが掲載されたのは1976年で、この年に4曲が掲載されそのうちの１曲が合唱の定番曲の「翼をください」

フォークグループ 赤い鳥が歌う「翼をください」は1971年に発売され大ヒットし、その5年後に音楽の教科書に掲載されたそうです。

掲載曲の共通点（イッチポイント）

現在まで、音楽の教科書に掲載されたヒットソングは９４曲

これらの曲に共通するイッチポイントがあれば次の教科書に載る曲を絞り込めるかもしれないという

シューイチでは、教科書に載るヒットソングの歌詞をすべてPCに入力し、AIで分析

それによって教科書掲載のヒットソングに使われる頻度の高いワードが分かりました。

教科書掲載ヒットソング頻出ワードTOP3

イッチポイントがあるヒットソングは？

その３つの言葉が入ったヒットソングを発見

♪不思議 / 星野源

2021年の紅白歌合戦でも披露され、ストリーミング再生回数が5000万回以上のこの曲が音楽の教科書に載っても不思議ではない!?

それ以外にも３つの言葉が入った曲が、KAT-TUNの12枚目のシングル「Going！」の初回限定盤にのみ収録されている中丸雄一さんのソロ曲

♪Answer / 中丸雄一（KAT-TUN）

番組での仮説をもとに導きだした曲は音楽の教科書に掲載されるのか、教育芸術社の担当者の呉羽さんに直撃

担当の呉羽さんによると現在 文部科学省の検定審査中の為、内容についてはいっさいお答えできないそうです。

教科書に掲載する楽曲の選考基準

情報開示はできないが、教科書に掲載する楽曲の選考基準は教えていただけました。

J-popに精通している音楽ジャーナリストの柴那典さんによると、星野源さんの不思議という曲はとても良い曲だが教科書に載るには非常に難しい曲であるという

素晴らしいJ-popではあるが、コード進行が難解でみんなで歌うのはめちゃくちゃ難しい

選考基準を満たしている教科書掲載に近い楽曲

そこで、選考基準を満たしているもっとも教科書掲載に近いであろう楽曲を柴さんが予想したのは…

♪群青 / YOASOBI

YOASOBIは2020年代を代表する最もヒット曲をだしているグループで、YOASOBIのヒット曲の中でも「群青」が一番合唱に適している

そもそも曲の中に合唱のパートがあることと、歌詞が自分の好きなことを突き詰めていく、その先に道が開けるという非常にポジティブな内容である

まとめ

次の教科書に載るヒットソングの予想は…

• 星野源「不思議」
• YOASOBI「群青」

シオカナ

１年後の正解発表をお楽しみに！