2024年の『M-1グランプリ』では、たくさんの面白い漫才コンビが活躍しました。その中でも特に注目を集めたのが、準優勝した漫才コンビ『バッテリィズ』です。優勝した『令和ロマン』の2連覇もすごかったですが、『バッテリィズ』のユニークな漫才スタイルは、観客を大いに楽しませました。
『バッテリィズ』の「偉人の名言」
『バッテリィズ』の1回目のネタは「偉人の名言」でした。寺家剛さんが有名な歴史の名言を紹介し、それに対して相方のエースさんが面白おかしく突っ込むスタイルです。
例えば、エジソンの「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」という言葉について、エースさんは「努力しすぎや!天才で1%やったら、僕は0%やんか!」と言いました。この突拍子もない反応に、観客は大笑いしました。
「世界遺産」のネタも大ウケ
最終決戦で披露されたネタは「世界遺産」でした。エースさんが「世界遺産に行ってみたい」と話し始め、寺家剛さんがいろいろな世界遺産を説明します。しかし、スペインのサグラダ・ファミリアについて「140年経ってもまだ完成していない」と聞いたエースさんは、「なんで工事現場を見に行かなあかんねん!」と反応しました。この発言に観客も大笑い。
エースさんの面白いところは、普通の人が考えないような独特な発想をするところです。それが観客にとって新鮮で、漫才の中で予想外の笑いを生み出します。
『バッテリィズ』の魅力
『バッテリィズ』の漫才が面白い理由は、「アホすぎて逆に正しいことを言っているように聞こえる」というところです。エースさんの純粋な発言が、普通では気づけない視点を教えてくれるのです。
審査員の1人が「バカに気づかされた」とコメントしたように、エースさんの言葉にはどこか考えさせられる部分があります。
二人の個性とこれから
エースさんの自由な発想と、寺家剛さんの的確なツッコミ。この2人の個性が合わさることで、独特の漫才が生まれています。
また、エースさんは「大学に入れるだけですごい」と言うほど純粋な性格。こうしたエピソードも、多くの人に笑顔を届けています。
今後、『バッテリィズ』がどのようなネタで観客を楽しませるのか、とても楽しみです。彼らの漫才は、令和時代に新しい笑いの形を作り上げています。
まとめ
『バッテリィズ』は、アホ漫才という新しいジャンルを切り開いています。彼らの純粋さとユーモアは、多くの人々に笑いと新しい気づきを提供してくれるでしょう。これからの活躍に期待しましょう!