北京2022オリンピック
15日、スノーボード女子ビックエア決勝で岩淵麗楽選手(20)が超大技を決めるも着地に失敗して惜しくも4位になりました。
ビックエア
- 高低差60mの急斜面で空中技を競う
- 技の完成度・難度・飛距離などが採点基準
前回、16歳の時に出場した平昌オリンピックでは表彰台狙いの確実なジャンプではなく、頂点の金メダルを狙ったチャレンジした大技は着地に失敗し、結果は4位になりました。
次こそはと挑んだ15日の決勝では、バックサイドダブルコーク1080を見事成功させ2本目を終えた時点で4位になりました。
バックサイドダブルコー1080
2回軸をずらしながら横3回転
確実にジャンプを決められれば初の表彰台が狙える位置でしたが、彼女が選んだのは4年前と同じ金メダルへの挑戦でした。
岩淵選手が挑んだのはフロントサイド トリプルアンダーフリップという女子史上初の大技
フロントサイド トリプフリップ
縦3回転+横半回転
着地に失敗しましたが岩淵選手の挑戦に世界中が驚き、たたえました。
#スノーボード 女子ビッグエア、岩渕麗楽選手の最後の大技への挑戦😳🔥
— オリンピック (@gorin) February 15, 2022
共に競い合った仲間たちも岩渕選手に集まって祝福していました❤️@Leila_4121 #北京2022 pic.twitter.com/qDUhx0cWwT
敗れたにもかかわらず、世界のライバルたちがたたえたその挑戦にはとても感動しました。
アンナ・ガッサー選手
たとえ私の順位が落ちることになったとしても、着地してほしかった
ゾイ・サドフスキ シノット選手
誰も成し遂げていない技で超スペシャル
彼女がいずれ成功することを祈っているわ
麗楽さん、超かっこよかった~