2024年7月27日、パリ五輪のサッカー男子日本代表はD組の2次リーグ第2戦でマリに1-0で勝利し、2大会連続の決勝トーナメント進出を決めました。
試合の後半37分、MF山本理仁選手が2試合連続となる貴重なゴールを決め、チームを勝利に導きました。
この勝利により、日本はオーバーエイジ枠を使用せずに1次リーグを突破した初の大会となりました。
日本が開幕2連勝で決勝トーナメント進出!
2024年7月27日、ボルドー競技場で行われたパリ五輪サッカー男子日本代表対マリ戦は、緊迫した戦いとなりました。日本は、前回の親善試合で1-3と敗北したマリに対し、リベンジを果たすべく挑みました。
試合の前半、日本はGK小久保玲央ブライアン選手のファインセーブにより、何度もピンチを凌ぎました。特に枠内シュートを0本に抑える守備の堅さが光りました。前半は0-0で終了し、どちらのチームも得点を許さない展開が続きました。
後半に入ると、日本は更に攻勢を強めました。主将のMF藤田譲瑠チマ選手が相手選手と頭部をぶつけるアクシデントもありましたが、無事に試合に復帰しました。大岩監督は、同12分にMF三戸舜介選手とFW藤尾翔太選手の2人を同時投入し、攻撃力を強化しました。
その後もピンチが続きましたが、GK小久保選手が相手の強烈なシュートを左手一本で防ぐなど、素晴らしいセーブを見せました。同26分には、相手のフリーキックからヘディングシュートを受けましたが、右ポストに救われ、失点を回避しました。
そして、試合の転機は後半37分に訪れました。FW細谷真大選手が力強いドリブルで右サイドを突破し、グラウンダーのクロスを送りました。中央に走り込んだ三戸選手がスルーし、ファーサイドから走り込んだFW佐藤恵允選手がシュートしましたが、相手GKに防がれました。しかし、そのこぼれ球をMF山本理仁選手が押し込み、2試合連続となる決勝ゴールを決めました。
後半アディショナルタイムには、マリがPKのチャンスを得ましたが、FWドゥンビア選手のシュートが枠を外れ、日本は1-0で勝利しました。これにより、日本は開幕2連勝で2大会連続の決勝トーナメント進出を果たし、オーバーエイジ枠を使用せずに1次リーグを突破するという快挙を成し遂げました。
まとめ
パリ五輪サッカー男子日本代表は、開幕2連勝で2大会連続の決勝トーナメント進出を決めました。山本理仁選手の2試合連続ゴールや、GK小久保玲央ブライアン選手のファインセーブが光り、難敵マリを撃破しました。オーバーエイジ枠を使用せずに1次リーグを突破したこの結果は、日本サッカーの新たな歴史を刻むものであり、今後の試合にも期待が高まります。